海王丸航海26日目 2010/05/01(土) ロイヤルタッチ 機走開始

本日は念願のロイヤルタッチ(マストの天辺に手を触れる)の機会があった。
14時に4/9に開始した帆走を終え、機走に移った。
東京ー桑港間5000マイルを22日間平均9ノットで帆走した。
帆船史上あり得ない記録で、新に航海史を塗り替えた。
速力が0で足踏も1回だけであり、長い航海で速力0が1回なのも珍しい。
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天気 曇り、霧雨、のち曇り
正午時点で、
前日正午からの平均8.11ノット、
風向N/W、風力4、ヤード(帆桁)Heave to 対策、
天候曇り、気温13.6、海水温度14.5、気圧1029.7、海面状態穏やか
船の位置 北緯34度52分、西経130度18分
時刻改正0分(累計-16時間00分)

0552 5時52分のモニター、未だ帆走を続けている
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0640 朝別科なし
Heave toのため、一部の帆を畳みヤードを動かす。ロイヤルはいつも通り昨夜畳帆済み。
各マストの一番下の横帆コースは畳帆、 スパンカー(空中舵)は真っすぐ、フォアマストは右舷開き、メインマスト、ミズンマストはスクウェア、舵は右舷30度に固定した。

ドリフィティング開始
heave toの動きは、
(1)風がフォアマストに入ると切り上り)、
(2)風はメインマストの裏に入リ落ちる、
この、(1)と(2)の繰り返しで船は停まるようになる。若干1ノット程は走るが・・
   
0830 課業開始
甲板部に教えを受け、バギーリンクル(擦れ当ての一種)の作成実習2回目
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1035 メインマストのロイヤルまで登る。
航海前にどこかの掲示板で誰かに宣言したが、ロイヤルタッチし、約束を実現した。高さは海面から50m。
研修生12名中、9名が登艢した(2名体調不良、1名辞退)
下からメインマストを見上げる
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メインマストのロイヤルからミズンマストロイヤルを望む
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メインマストロイヤルからミズンマスト下部・甲板をみる。
遥か下にロイヤルタッチに挑戦する研修生が集合している
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ロイヤルに向け登り始める(フォアマスト側から撮影)
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ロイヤルヤードを越える(フォアマスト側から撮影)
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ロイヤルタッチの場面
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ロイヤル天辺にいる甲板員に挨拶(フォアマスト側から撮影)
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ロイヤル天辺の甲板員に挨拶
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研修生はロイヤルタッチを望んでいたので、結果的 には、西岸から離れ公海上の太平洋までわざわざ航海し、ロイヤルタッチのチャンスを作ったといえよう。
非常に有難いことだ。

1316 13時16分のモニター
Heave to なので、風はあるが船足は殆ど0
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1325 機走準備
全セイル(ロイヤルとコース畳帆済み)を畳帆し、全ヤードを左舷開きに変更する
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1400 機走を開始
東京~サンフランシスコの往路ではもう帆走はない。
船体には主機の音が響き渡る。  
 

船長から以下のメッセージがあった。
本日の航海概要と気象概況
<気象概況>
①明朝5時と17時との天気図では、基本的に大きな気圧配置の違いはない。従って、風向(NNW)、風速(10m/sec)は変わらないと考える。しかしながら、海面状態が次第に悪化してくる。左舷方向からの風になるので、ローリングに注意のこと。
<航海概要>
①目指すはサンフランシスコ。残航は400マイル。ただ、サンフランシスコ沖はずーと時化状態が続いている

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