岐阜県本巣市の「淡墨桜」

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国の天然記念物に指定されている岐阜県本巣市の「淡墨桜」が今年も観光客らの人気を呼んでいる。ヒガンザクラの一種で、高さ約16メートル、幹の周りが9メートル余り、広げた枝は50メートルにも及ぶ。推定樹齢は1300~1400年で、満開の頃になると次第に花びらが淡い墨色になる。

何度も枯死寸前になったが、名木の枯れることを惜しみ、淡墨桜をなんとかよみがえらせようとした人々の努力で、復活した。小生の生まれた昭和23年は接木の名手といわれた前田利行翁の活躍、昭和34年は伊勢湾台風での被害を見た宇野千代さんの回復訴えなど、都度多くの人に助けられ今日の姿がある。

この桜には二つの伝説がある。一つはこの地に流罪となった奈良朝の皇子が、根尾神所の地を南都に模して春日神社を修造し、この桜を墓標として植えたというもの。一つは、継体天皇が18年間住んだ根尾谷を退く時に手植えしたというもの。このときに「身の代と遺す桜はよ 千代にその名をへむる」の一首を残したとされる。

この桜がある旧根尾村は、岐阜県の南西部に位置し、北側は福井県に接している。江戸時代初期は上根尾村、下根尾村に分けて呼称され、後、大垣藩領になって、27ヶ村に分村され、根尾の名は消えたが、明治に根尾村として名の復活をみた。

幕末時の大垣藩は譜代で10万石、藩主は戸田家。当初鳥羽伏見戦には幕軍として出兵したが、小原忠寛、戸田寛鉄、高岡清宣の尽力で帰順し、東山道軍の先鋒として各地を転戦した。

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