あこがれ航海2日目 2011/07/03(日) 神戸~塩飽

本日は明石大橋と瀬戸大橋を潜り、塩飽まで航海した。その間、操帆作業のイロハを習い、塩飽の歴史を学ぶ。
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天気 晴れ時々曇り
正午時点で、
前日正午から(航行距離46マイル、残航460マイル、航海時間6時間12分、平均速力7.42ノット)
風向SSW、風力4.1ノット、
天候雨、気温26.0、湿度24.0、気圧1005.3、海面状態穏やか
船の位置 北緯34度29分、西経134度31分
前日清水消費量3.3t、残有量44.0t

0500 自然に目が覚めた。
デッキと艦橋で海と空と風を確認する。
海は穏やかで曇り空、南西の風で風力は1ノット強。
瀬戸内海を帆走だけで航海する予定は元々ないが、この風では帆走は難しい。

0615 正規の起床時間
ボースン(訓練生のインストラクター)の好みの音楽が流れる。グリーングラスが好みらしい。
時刻通りに起きると、前日2200就眠のため睡眠時間が8時間を越える。
日頃の睡眠6時間前後と比べるととても長い。健康のためには良いのだろうが小生も含め年齢からか或いは非日常生活による興奮のためか、訓練生は早起の人が多い。

0625 食事当番
0630よりタンツー(turn to the work仕事にかかれ)がありデッキ磨きの予定だが、小生は朝食の食事当番で免除され、ギャレーで包丁を握りキューリなど野菜を切る作業に従事する。

0720 朝食

0800 抜錨、神戸港外を予定通りに出航
瀬戸内海は海潮流が頻繁に変わる。海峡を通過する時は潮の様子を見て通過時刻を決めている。

0855 明石海峡に入る(0930に海峡を抜ける)

0900 船長ブリーフィング
本日の航海(神戸沖-->明石海峡-->小豆島南-->塩飽諸島)について概要説明を受ける。
神戸沖を出航し
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小豆島の南を通る
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塩飽諸島の本島に寄港予定
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0905 明石大橋通過
船で橋を通過するのは、昨年の金門橋以来。下から見てもかなり大きく感じる
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操帆作業(セイルハンドリング)のための準備開始
①セイルレクチャー
あこがれには、フォアマストの横帆3枚 (ただし一番下のコースは、風向きによるが縦帆フォースルやジブへの風の入りを邪魔するので外しているため、実際は2枚)と縦帆が10枚ある。
本日は、フォアマスト、メインマスト、ミズンマストの3本のマストに各々あるガフとブームの間に張る縦帆3枚(フォースル、メインスル、ミズン)について、セイルレクチャーを受けた。
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②ルーズガスケット見学と展帆
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あこがれの縦帆メインスルなどのロープは、海王丸のジガーマストのスパンカー(空中舵)のロープの種類と名称が殆ど同じだが、一部呼び名が異なるものもある。
トッピングリフトとプリベンダーは海王丸にはない。
レクチャーのあと、ボランティアによるメインスルの模範解帆を見学した。
解いた後のロープの仕舞い方が重要。
解帆したあとで、全員でメインスルの展帆を実施する。
展帆により、あこがれは帆機走の状態になる。

③ロープワーク
畳帆に必要なロープ結びクラブヒッチ(巻き結び)を教わる。
元々ロープ結びは苦手だったが1年間もロープを扱っていないのですべて忘れており、却って新鮮だった。
④バウスプリット(船首の斜めマスト)渡り
全員で順次バウスプリットを渡る訓練をする。
あこがれのバウスプリットは、マストの下部が船首のデッキ上に設えられており、そこには人は立てない。船首での見張りなど当直監視で船の前方方向や左右を見る時は、マスト下部を避けて大きく移動する必要がある。

このバウスプリットでは、昼休み時間など許可を得れば昼寝をしても良いとのこと。
安全第一の海王丸では考えられないこと。
   
1130 昼食
1300 操練
乗船して24時間以内に退船の方法と救命胴着の使い方などの訓練が義務付けられている。
端艇は3隻あり10人~11人に分かれて乗艇する。
総員退船部署乗艇配置表によると小生は2号ラフト。

1330 ハッピーアワー
航海中毎日行う船内掃除。きれいになるので「あこがれ」がハッピー、からのネーミング

1400 自由時間
さっそくバウスプリットの先端で昼寝を試みた。舳先のゆったりした船の上下運動がそのまま身体に感じる。余りの気持ちよさに病みつきになりそうだ。
    
1500 この頃、備讃瀬戸東航路に入る
ガスケットレクチャー
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一等航海士より、ミニテュアを使い、縦帆の解帆、畳帆・絞帆についてレクテュアを受ける。
帆を畳み、航海中に風で緩まないように畳んだ帆をロープで固縛する。最後のロープの端の処理が重要で、ロープワークで習ったクラブヒッチ(巻き縛り)で固定の鉄棒に結び付ける練習をする。

1545 畳帆
タイザガスケット(Tie the gasket)見学
全員でロープを引き縮帆したあと、ボランティアスタッフの模範畳帆・絞帆を見学する。
空気を入れないように大きな帆を下から引っ張り上げながら1本ロープを使って螺旋状に止め小さく畳んでいくのは結構難しそう。
     
1630 夕食

1800 瀬戸大橋通過・見学
咸臨丸子孫会の関係者?が橋の上から写真を撮るとの風評が伝わり、目立つようにバウスプリットの先端に座って瀬戸大橋を越えた。あとから聞いた話では、誤報であった。
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その代わりといってはおかしいが、塩飽の岩黒島在のmixiの友人が偶々操業中に、小生が乗っているのも知らずに撮影したあこだれの姿を紹介する。
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1845 投錨(牛島沖)
予定では本島入港だったが、潮の流れが早く、寄港を断念して牛島沖に投錨した。

1900 藤本氏の話
本日はデッキ上で、昨日の続きを詳細に話され、正に塩飽諸島の海域に中での話であるだけに皆興味深く聞き入っていた。

2200 消灯

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